はじめまして。
4月より出版部に配属となりました清藤と申します。
名字はせいとうと読みます。よろしくお願い致します。

自己紹介を兼ねて、私の好きなものをご紹介したいと思います。

私が一番好きなものは本です。
小説、漫画などジャンル問わずに読みます。
そんな中でもよく読むのはミステリー小説です。

今までに読んだミステリー小説の中でお気に入りを一冊ご紹介します。

森昌麿さんの『黒猫の遊歩あるいは美学講義』。
ご存知無い方が多いかと思いますが、第一回アガサ・クリスティー賞を受賞した作品です。

若き大学教授である、通称「黒猫」と黒猫の付き人が
美学理論を通して謎を解き明かしていく作品です。

美学的観点から物事を捉え、独自の方法で解決へと導く
この作品は他のミステリー小説とは一味違います。
読者の思考を意外な方向へと導く黒猫の推理を楽しんで頂きたいです。

美学に基づく世界観がとても素敵な作品ですので、
芸術に勤しむ方にも楽しんでいただけるかと思います。
他にもシリーズがあるので、ご興味のある方はそれと合わせて是非読んでみてください。

私は小説を選ぶ際にタイトルで決めることが多いです。

『黒猫の遊歩あるいは美学講義』は、黒猫という単語が決め手でした。
猫が好きなので、黒猫という単語が入っているだけで面白そうな小説だと思ってしまいます。

猫に限らず、かわいい動物は癒されるので好きです。

ちなみに私が一番好きな動物はレッサーパンダです。

先日も多摩動物公園までレッサーパンダを見に行きました。

あまり近くには来てくれませんでしたが、元気に動き回っているかわいい姿に癒されてきました。

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最後に『筆心』のお話を。

『筆心』6月号は5/26発送になります。
今しばらくお待ちください。
よろしくお願い致します！