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東京書芸学園スタッフブログ

元気が出る郷土食

2016/07/21

学園を担当しております菊地です。
いよいよ、夏本番となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。



私事ですが、いわゆる夏風邪をひいてしまい、高熱と咳にとても苦しみました。

この猛暑と、建物の中の冷房との気温差などで体力も落ちていたようで、かなり長引いてしまいました。



風邪で辛いときや、食欲も落ちがちなこの季節に、祖母や母が幼い頃からつくってくれた郷土料理で「茶粥」というものがあります。

母の実家は和歌山県南部なのですが、茶粥は奈良や和歌山では昔からつくられている料理で、お茶でつくったお粥です。

私の田舎の方ではほうじ茶でつくっているのですが、緑茶でつくるところもあるそうです。


まず、濃いめのほうじ茶でお米を煮ます。



時間が無いときは炊いたご飯からもつくりますが、
お米からつくったほうが断然美味しいです!



私はさらさらのおかゆが好きなので、多めのお茶でつくります。
さらさらにしたい場合は、煮ているときにあまり混ぜすぎないことがポイントです。



冬場は熱々で食べますが、夏場は冷やして食べると、また格別です!



お米の甘味とほうじ茶の香ばしさが食欲をそそり、
風邪のときや食欲が無いとき、飲み過ぎた翌朝(これが一番多いかもしれません 笑) にも最適です。




私の田舎では白いお粥をつくるほうが珍しく、茶粥は「おかいさん」と呼ばれ
昔から紀南地方のソウルフードとして愛されています。


簡単にできますので、夏バテ気味のときなどにぜひお試しください!!




最後になりましたが、秋の書芸選抜展・紅霧書展のお申込みを承っております。

また、同時期開催で、通学生の方々を対象とした学園での展覧会を開催いたします。
日頃の学習の成果を発表できる機会ですので、こちらも併せてぜひご参加くださいませ!

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