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東京書芸学園スタッフブログ

秋は書作品の鑑賞がおススメです

2015/10/23


こんにちは。事務局の長尾です。気づけば今年の暦も10月半ばを過ぎ、あと3回カレンダーをめくると申の年がお目見えという、なんともあっという間の一年です。さて、秋は気候もやや肌寒くはありますが穏やかです。日中のおでかけは皆様どちらへ行かれるでしょうか。よろしければ是非書道展で書作品の鑑賞はいかがでしょうか。



本日から平成27年度 第二十九回 紅霧書展を開催中です!



明治神宮の中は秋の散策にもぴったりです。ぜひご参拝のついでに、
境内内の「参集殿」にお立ちよりください。
入場は無料でどなたでもご来場、鑑賞頂けますのでお気軽に足をお運びください。


ただ、参集殿での展示は17時まで(最終日は12:00正午まで)ですが、明治神宮の中ということで閉門時間があります。
16時40分で神宮の門が閉まってしまいますのでご注意ください。


また、書展開催期間中は講評と席上揮毫を催事としてご用意しています。


10月23日(金)9:30~17:00

10:30~11:30 大島栄泉先生(講評)かな
13:30~14:30 遠藤心齋先生(講評)漢字かな交じり



10月24日(土)9:30~17:00

11:00~11:30 望月大弦先生(席上揮毫)漢字
13:00~14:00 花田龍渓先生(講評)漢字創作・臨書
14:30~15:00 新倉承邨先生(席上揮毫)かな
15:30~16:30 園田愛山先生(講評)実務・ペン字


実際に先生のお話や筆遣いを間近で見て頂ける機会ですので是非お時間お間違いのないようご来場くださいませ。



秋は他にも書道展が多く開催されています。


有楽町の交通会館では、第17回愚山会展が開催されています。
これは当会他関連団体他で指導者としてご活躍の先生方の書展です。
こちらは本日は17時まで、10月24日(土)は10:00~16:00までとなっております。
併せてご鑑賞頂ければ幸いです。


さて、書作品と言えば、床の間に飾る軸は空間との一体感を考える必要があります。

私には到底できかねますが、難易度が高い「おもてなし」だと思います。
軸や表装の色、そこに活ける花器草木と考えることがたくさんあり、こういった和の空間作りは、もてなされる側にとっても大変楽しいものですよね。


(兼六園 時雨亭内)





「えんまん」という軸が空間に一番合っていたような、そんな気がします。
おもてなしをしてくださった品のいい女性と、誰の作品で...などと話をさせて頂き素敵な時間を過ごすことができました。


書はさらにモノそのもののイメージを伝えるのにもよく使われています。

デザイン的なものから力強くその味わいを表現されているだろうと思わされるものまで多種多様です。
花文字などもあり見た目の粋ですね。






私の場合、書をみる多くの機会は日本酒のラベルなのですが(笑)
昨今は杜氏さんも増え、女性の杜氏さんも増え、種類もたくさんでているようです。
各酒蔵が様々な工夫をこらしているラベル一つ一つを見ながら嗜むお酒が最近の楽しみです。

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