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東京書芸学園スタッフブログ

祖父と祖母と私

2014/02/14

みなさま今年もよろしくお願い致します。
学園担当の柴田です。

ここ最近のスタッフブログは年末年始の話題が続きましたね。
かくいう私も実家に帰省した話になります(笑)


毎年私の年越しは母方の実家で過ごします。

両親が共働きだったこともあり、
幼少~中学を卒業するまで母方の祖父母に育てていただきました。
そのため本当の自分の実家に帰るより、祖父母宅に帰るほうが
「我が家に帰ってきた!」という気持ちになります。


1/1 祖父、祖母、私の三人で地元の日本酒を飲みながら早めの夕飯を食べました。

とっくの昔に成人を迎え、お酒を飲んでいる私なのに、
三人で食事をしているとあっという間に子どもの私に戻ります。
静かな家に響く夕方の有線放送も昔のままです。

のんびり屋で植物を愛し、見た目も中身もトトロみたいな祖父と、
働き者でいつも祖父の世話を焼き、家を守ってきた祖母。
孫達の中で誰よりも一緒の時間を過ごしてきた私。


祖母は83歳。祖父は87歳。

あとどれくらい一緒の時間を過ごせるだろう。。
帰省する度に感傷的になってしまいます。



今回印象に残ったのは祖母の東京オリンピックの話でした。

農家を営む祖父の家に嫁いだ祖母は、1964年東京オリンピックが開催された時、
農作業を途中で止めてはテレビを見、途中で止めてはまたテレビを見ていたそうです。


「次はあと6年後かぁ~見れるかなぁ」

笑顔でつぶやく祖母の顔が忘れられません。

6年後、その時は隣で一緒にゆっくりのんびり見ていたいです。
ちゃきちゃき元気な祖母なのできっと叶えられると願っています。
トトロ体型の祖父も食べすぎ・飲みすぎには注意して長生きしてもらいたいです。


三人でお酒を飲む時間はホントに幸せでした。

大人になって良かったなぁ(しみじみ)


写真:地元の神社で初詣

地元神社

神社の境内

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