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東京書芸学園スタッフブログ

大阪校・古き篆刻の世界へ

2015/08/21

お久しぶりです。大阪校の田中です。

前回のブログは三月。。。あっという間に八月も後半。



暑い!!しかっ!!言葉が出ない猛暑猛暑の八月です。
暑さゆえ自分で笑ってしまうようなしょうも無いことを仕出かしたり、
そしてその自分に暑さゆえ必要以上に腹が立ったりと、
何事もこれは暑さのせいだと言い聞かせつつ、いやこれは何時ものことなのかどうかも分からない。。。



それでもここ最近やっと朝晩暑さが和らいでいるような気がしますね♪

ここは少し暑さを忘れて異次元の世界に行ってみましょうか!?





この二枚の写真は何だと思われますか??



ぼやけた写真でごめんなさい。

実は井谷五雲先生が篆刻クラスの際にお持ちくださった古い印章の数々です。

一番古い印章で今から2000年以上前のものだとか。
2000年前の日本は・・大体弥生時代。中国では漢の時代らしい。



貴重な教材に生徒さんたちも大興奮。


スタッフも授業後に貴重な印章を触らせていただきながら井谷先生のミニ教室。
楽しい夢のようなお話に感動。想像も必要以上に膨らみます。



大きさはほとんど2㎝角ぐらい。手に乗せるとずっしりと重く、こんな硬い石にこんなに細かい文字!?
小さな亀が居たり!?人間の形に彫られていたり!?形も厚みも本当に様々です。
凄い!!と思わず笑ってしまったり。。。


印章はほとんどが階級や役職を表したらしく、その時代時代でいろんな工夫がされていたのでしょう。
最初に何かに彫ろうと思われたのは果たしてどのような方なのかそして何のために・・・
この印章を身につけられて居たのは果たしていつの時代の方なのか、何をされていた方なのか・・・
果てしない想いは尽きませんね(^0^)



きっと装飾品としての考えも有ったのでしょうか。
井谷先生の大切な印章の数々も、最後は特注で作られた仕切りのある宝石箱に綺麗に収められました。



日本篆刻家協会の三人の先生方による【第34回 六轡会篆刻作品展】が京都で開催されます。
東京書道教育会理事・井谷五雲先生もそのお一人です。


日時/8月26日(水)~30日(日)AM10:00~PM6:00(最終日はPM5:00まで)
会場/京都文化博物館  入場料/無料



ご興味のある方は是非京都まで足をお運びくださいませ。

まだまだ残暑厳しい毎日、皆様くれぐれも夏のお疲れが出ませんように。
では、次回ブログにて。

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