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東京書芸学園スタッフブログ

鬱陶しい日が続きます

2012/07/03

鬱陶しい日が続きます。
真っ青な夏の空が早く見たいですね。

 

ところで、また何か書いてくれと言われたのが今日で、何も用意していなかったのでとても慌てたのですが、このブログの担当者が「だいじょうぶ。一日ある」と言われて、どうしようかと考えたのですが、なにも思いつかず、でも私には町の文字のストックがありますので、今日もご紹介します。

 

それは京都を訪れた日の事です。以前、桂川のほとりに立つ煉瓦の門をご紹介しましたが、桂川の近くに、おそば屋を見つけた時のことです。これがそのおそば屋「隆平そば」です。

 

桂川隆平そば.JPG

のれんが素敵なお店ですが、私の眼を引いたのが、白い紙に書かれた「張り紙」です。もちろん、その中の文字が、いいのです。

 

桂川隆平そば張り紙.JPG 

一字一字はそう上手いものではないのですが「国産和牛 と 牛蒡の味噌煮丼弁当 持ちかえりのみ」と書かれた文字が実にしっくり収まっているではありませんか。墨の濃い所と薄い所のコントラストが程よくて、持ちかえりのみのなよっとした感じはどうでしょう。おもわず微笑んでしまいます。赤いハンコもいいですね。色を添えています。
こればかりではありません。
はじめの写真の床几の上に、その「牛蒡の味噌煮丼弁当」が乗っているのですが、写真がこれです。

 

桂川隆平そば弁当箱.JPG 

こっちは、かちっとした文字で書かれていますが、何と元気のよい文字でしょう。私はこれを見るたびに腕白小僧を想像します。元気いっぱいの、いがぐり頭の腕白小僧です。うまそうに弁当を頬張っている姿が目に浮かびそうです。

 

楽しい文字を発見するのは嬉しいですね。文字は上手下手だけではなくて、こうした微笑ましい文字も、町に転がっています。楽しい限りです。
さて、今日はこれでおしまいです。

 

ついでといっては何ですが、静岡 沼津を訪れた時に写した写真ですが、
「龍」の姿です。私の雅号は「龍生」と申しますので、これは龍を捉えたと喜んでいます。いつかは龍と呼ばれるほどの仕事をしたいものですね。

では、お目に掛けながら、失礼いたします。

龍.JPG


 

 

 

 

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