2013/01/04
指導部の村上です。
明けましておめでとうございます。
2013年が明けました。今年もよろしくお願いいたします。
2013という数字、実は26年ぶりのことがあるのです。
それは4桁の数字が揃わないのが26年ぶりなのです。
ちなみに昨年から下っていくと2012、2011、2010、2009、・・・・・1999、1998,1997・・・そして1987でやっと4桁が被りません。
それはそうと、初詣へ鎌倉の長谷寺へ行きました。
八幡宮は混雑しているので、アジサイ寺で有名な長谷寺へ詣でたのです。
江ノ電の長谷駅を降りて数分歩くと左手に長谷寺はあります。山門の大提灯がきれいですね。
長谷寺の本殿は境内の階段をずっと上った所にあります。
海が見える境内としても有名ですね。この日も賑わっていました。
さて、職業柄どこかへ出かけると、つい目に着く文字を見てしまいます。文字といっても手書き文字にかぎります。訪ねた先で「よい文字」を見つけると、うれしいですし、それが素晴らしいものだと写真に残して持ちかえります。
この日も楽しみにしていたのですが、長谷寺ではあまりいい文字を見つけることはできませんでした。
これは境内にあった高浜虚子の句ですが、だれが書いたものでしょうか。虚子のものでしょうか。いずれにしても、大したことはありませんね。「永き日の われらが為の 観世音」と読めます。
その中でも、これは少しいいです。本殿前の灯篭の文字です。
古い書体で「献灯」と書かれていますが、線が強く曇りがありません。ピシッとしています。気持ちがいいですね。
それから、これは長谷寺への道すがら、由緒ある家屋らしく、説明書がついていましたが、
物よりも、玄関の「鎌倉彫」に表情を感じました。
特に彫のさんづくりの崩し方に勢いがあります。木を彫っている姿がよく表われています。
以上、今回はこれはと思うものが紹介できず、残念ですが、次回に期待して下さい。
最後に、長谷寺におった猫さん、だいぶ年老いているのかなと思われますが、彼はずっとうつらうつらしていました。
その長谷猫をご覧いただいて、今回は失礼いたします。