2011/12/20
こんにちは。指導部の村上です。
早いもので、今年も残り少なくなりました。
今年は東北地方太平洋沖地震に始まり、様々なことが起きた年でした。
先日報道の今年の漢字は「絆」です。
年始といえば年賀状です。
もう投函されたでしょうか。
心を込めた年賀状は先方に伝わります。
丁寧に書かれた年賀状を受け取ると、嬉しいものですね。
パソコンの宛名で届く年賀状を受け取ることがありますが、残念ながら味気のない思いを否めません。それがどんなに達筆な文字でも、手書きで記された文字に到底及びません。
なぜでしょうか?
思うに、パソコンは指定された場所にインクを流し込むだけです。
文字の形に印刷する機械なのです。
でも人はパソコンのように速く書くことは出来ませんが、丁寧に書くことが出来ます。
そしてそれは相手に伝わります。
文字が上手でも、そうでなくても、丁寧に書いた文字は見ればすぐに分かります。
パソコンは、丁寧に書くことが出来ません。
インクで刷るだけなので、相手に伝わるものがないのです。
今からでも年賀状を書きましょう。そして丁寧に書いて出しましょう。
年賀状は先方へのご挨拶です。丁寧に書くことは、丁寧にお辞儀をすることと同じだと思います。
ご挨拶を交わす。それは、相手を思いやる「絆」ですね。
これは以前に奈良を訪ねた時に、大起水産 大寿起屋さんから頂いた、魚の名前の筆文字です。
みな、面白い表情をしていますね。
活字では、こうはいきません。あの魚、この魚。
好きな魚を探して楽しんでください。
では、良いお年をお迎えください。