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東京書芸学園スタッフブログ

川越氷川祭

2017/11/22

こんにちは、商品管理部の渡邉でございます。

めっきり冷え込み、家のまわりでも霜がおりるようになりました。
ついこの間まで何を着ようか迷う程度の気温だったのに、いつの間にやらすっかり冬ですね。

さて、先月10月のことですが、埼玉県の「川越氷川祭の山車行事(川越まつり)」に今年も
遊びに行ってまいりました。

昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録が決定されて以来の開催ということもあり、今年は
祭りに参加する方もお客さんも歓喜に満ち溢れており、これまでにも増して盛大に行われました。

ここは埼玉県民としてアピールせねば、ということで早速ご紹介したいと思います^^

川越まつりの起源は、なんとさかのぼること360年前、慶安元年(1648年)に始まり、
これまで引き継がれ守られてきました。

そんな歴史と伝統のある行事だからこそ成し得るスケールに、毎回魅了されます。

川越まつりと言えば、山車巡行。
高さおよそ8m、一番上には精巧に作られた人形(御神像)を乗せた絢爛豪華な山車が
何台も川越の町中を一日中曳かれます。

2日間に渡り開催されたうち、初日は21台の山車がでました。

山車は台座の上に二重のあんどん(鉾)が組まれ、上層に出る部分と人形は迫り上げ式の
エレベーター構造で、本来は城の門をくぐる際に伸び縮みできるように仕掛けられました。

人形も、まるで今にも動きそうなほど綿密に作られており180cm以上のものもあります。



その山車がすれ違うさまは、とにかく圧倒される光景で足を止めずにはいられません。

大きな車輪のついた山車の上では5~6人の演者により踊りとお囃子が止むことなく奏でられています。



そして最大の見どころでもある"曳っかわせ"。

通りで山車が向かい合うと、お囃子で競い合い、山車を曳く人々が提灯を高々と振り上げて
交互に歓声を上げます。





曳っかわせは山車が複数になればなるほど盛り上がりを見せます。

大きな交差点で曳っかわせが始まると、山車と見物客で身動きもとれないほどです。





距離にして約2km圏内が山車の通るルートとなるため、全て回るのは至難のわざです。

昼と夜の異なる雰囲気を味わうのも一つの楽しみです。



今回は夕方からお祭を見物し始め、夜9時頃のクライマックスまで飽きずに堪能しました。

今年も川越まつりの醍醐味と屋台を満喫できたので大満足でした。
まだ体験されたことのない方は是非足を運んでみてください^ ^

これから寒い日が続きますので、くれぐれもお体をご自愛くださいませ。

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